令和2年度第3回定例会 9月28日 中間議決 補正予算意見

2020年9月28日 江口じゅん子区議

江口じゅん子

日本共産党世田谷区議団は、議案第70号 令和二年度世田谷区一般会計補正予算(第3次)に賛成し、議案第71号国民健康保険事業会計補正予算(第1次)、議案第72号後期高齢者医療会計補正予算(第1次)に反対の立場で意見と要望を申し述べます。

一般会計補正予算第3次について

江口じゅん子

一般会計補正予算第3次は、コロナ禍の区政方針である、「区民生活の安全及び区民の健康と生命を守り抜くことを基本」のもと、PCR検査拡充や医療機関・介護等事業所支援等が予算付けされ、これを評価するものです。

今後、特に事務事業見直しにおいては、コスト削減を重視する従来型行革ではなく、「全ての事業において区民の理解を得られるよう、区民・利用者の視点を中心に、・・・多角的な・・・」検証を重ねて求めます。

また、社会的検査では、区が先鞭をつけ、更に国等を動かし、国費での対応を実現しました。他自治体へも波及し、先ごろ墨田区は区内全高齢者・障がい者施設の入所者・職員の一斉検査実施を発表しています。

国等の行政検査や支援拡充が、他自治体でも、地域のクラスター・感染抑止となる積極的PCR検査実施に繋がっています。区長のいち早い決断が、国の感染対策を大きく動かしました。今後インフルエンザ流行期を控え、更に長期化するコロナ感染において、国の責任で、広く一斉且つ定期的検査が実施できるよう、更なる積極的働きかけを求めます。

なお、補正予算可決後速やかに、区長自ら、新たな当区の社会的検査の意義・概要や今後のスケジュールまた検証のあり方についても、区民へ分かりやすくご説明頂くことを要望します。

議案第71号、第72号について

江口じゅん子

次に、議案第71号、第72号に反対の立場で意見と要望を申し延べます。

今補正予算には、国民健康保険事業会計・後期高齢者医療会計どちらも、コロナウイルス対応の減免に伴う償還金及び郵送料等の事務費が計上されています。これ自体に反対するものではありません。

 しかし、国保及び後期高齢者医療保険ともに、保険料値上がりが続いています。コロナ禍で加入者に多い自営業、年金生活、非正規の方々の暮らしが逼迫するなか、高すぎる保険料が大きな負担です。

国保は、医療保険の中で加入者の所得が最も低い反面、一人当たり保険料は中小企業労働者が加入する協会けんぽの1.3倍に上ります。更に、家族の数により負担が増える均等割のため、子育て世帯等では、国保と協会けんぽの保険料格差は二倍にもなります。

全国知事会等は、「一兆円の公費投入増」により、国保料を協会けんぽの保険料並みに引き下げることを求めています。

2018年度からの都道府県化により、23区統一保険料方式の当区でも、6年間の激変緩和で、保険料抑制のための法定外繰入金を毎年減らし、保険料が上昇します。国保の今年度の一人当たりの年間保険料は16万2152円、激変緩和が無ければ約7200円さらに保険料上乗せになります。。

今般の国によるコロナ減免は、対象者は前年収入が3割減、更に今年度限り等限定されており、補正予算をもって、国保の構造的及び都道府県化による保険料上昇の問題を解決するものでないことから反対とします。

なお、当区においては、政策方針にある区民の生活と区内事業者等の活動を守る立場で、区独自の多子世帯均等割の早期実現を求め、以上反対意見とします。

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